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ヒミツ

アングルシフトの由来は、発想転換が語源です。発想転換とは、別の角度から物事を捉え直す思考法のこと。物事は同じ状態でも、視点が変わると見方が変わる考え方です。

例えば、水が半分入ったコップがあります。

ある人は「半分しかない」と言い、ある人は「半分もある」と言いました。

コップの水の量は同じなのに、視点が変わると見方が変わる一例と言えます。

「認識を変えると、大きなイノベーションの機会がひらかれる」

これは、「コップの水理論」を説いたオーストリアの経営学者ピーター・F・ドラッカー氏の言葉です。

多くの人が感じる常識を、別の角度から捉えると新たな見方に変わります。その発見をきっかけに、革新的な発想につながることがあるという教えです。



発想転換の

7つの視点

発想転換をしようと思っても、何からどう始めたらいいかわからないことがあるかもしれません。そこで、発想転換の7つの視点をお伝えします。
立場、時間、場所、順序、方式、時期、場面の7つです。



①立場の転換

親と子、先生と生徒、上司と部下など様々な立場があります。これらの立場を入れ替えることで、発想転換を促します。
例えば、コンビニエンスストア。
レジの操作は本来、店員が行うものですが、店員とお客様を入れ替えると、お客様自身でレジの操作を行う「セルフレジ」の発想を導くことができます。


②時間の転換

こんどは、朝、昼、夜など時間に着目します。
例えば、シャンプーする時間を、夜から朝に入れ替えると、朝にシャンプーする「朝シャン」の発想へとつながります。


③場所の転換

都会と田舎、山と海、家の中と外など場所に着目するとどうなるでしょう。
例えば、野菜の栽培は、庭や畑など屋外があたりまえですが、この屋外を屋内に入れ替えます。
すると、家の中で野菜を栽培する水耕栽培キットなどの発想へとつながります。


④順序の転換

こんどは、順序に目を向けます。
野菜を例にすると「野菜を買う・野菜を切る・野菜を調理する」の「切る」を頭に移動させてみます。
「野菜を切る・野菜を買う・野菜を調理する」の順序となり、カット野菜の発想につながります。


⑤方式の転換

次は、方式です。
例えば、結婚式の場合、教会やホテル、レストランで式を挙げる方式が一般的です。
この方法を写真撮影に置き換えるとフォト婚の発想となり、結婚式の新たな方式の誕生へとつながります。


⑥時期の転換

続いて、春夏秋冬の時期に目を向けます。
扇風機と言えば夏の風物詩のひとつですが、冬に使える扇風機と定義するとどうでしょう。
温風機能を備えて冬にも使用できる温風扇風機の発想へとつながります。


⑦場面の転換

​場面について考えてみましょう。
鶏ムネ肉と言えばごはんのおかずですが、食事の場面からダイエットの場面に置き換えると、おかずとしての存在からヘルシーなダイエット食品へと意識の変化が起こります。



まとめ

アングルシフトのヒミツについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
簡単そう。自分にもできそう。と思った方は、ぜひ実践されてみてください。

​簡単そうだけど、自分では難しそうと思われた方は、アングルシフトの企画のデリバリーサービスをご活用ください。
ビジネスの課題やマーケティングの課題をいただきましたら、企画アイデアにしてお戻しするサービスです。

​あなたのアイデアの引き出し代わりにいかがでしょうか。


さいごに・・・

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる。」

これは、フランスの小説家、ジュール・ヴェルヌ氏の言葉です。何よりも発想することが大事であると、勇気づけられますね。

個別相談

課題解決に悩まれている会社様のご相談に、発想転換の手法でお応えしています。​アイデアの引き出し代わりにいかがでしょうか。

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